戸田の別荘地内、林道と交直する涸沢に繁茂する笹の僅かな隙間から見え隠れする岩体を目指して、
笹を掻き分けて歩を進めると大型矢割跡を残す築城石残石が姿を現しました。
この石の登場は、この日この後、目の当たりにする大丁場の序章に過ぎなかったのです。


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