斜度のきつい斜面に残された矢割石です。
周辺の斜面は多くの岩で構成されているようです。

斜面は堆積物で覆われているため、滑りやすく非常に危険ですが、
露出している岩体のほとんどに矢割、矢割跡が残されている事が確認出来、
大規模な石丁場が存在していたことを裏付けています。

写真の岩体に開けられた矢穴は大型で、慶長から元和時代に掛けて採石作業に当たっていたようです。

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