以前、本林石丁場として紹介していた石丁場です。
本林石丁場とは沢を隔てた南側に存在する石丁場で
国道135号線、伊豆急行線で分断されていますが、
稲取・志津摩海岸まで広がる広大な丁場跡なのです。

山頂付近から中腹に掛けての自然石は、
火山ガスが多く含まれていたと思われる岩石が点在。
ガスが抜けたと思われる穴が多く見受けられ、
石工達も築城石には不向きと判断したようで、
本林石丁場側に刻印が存在しますが向山石丁場側は全く手つかずの状態です。

中腹から海岸線に掛けて矢穴石、矢割石が点在しています。


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